これは、認知症のお母様を介護なさった
岡上多寿子おかうえたずこさんが著した絵本です。
お母さんの言葉、お母さんとのやりとりの
メモから絵本ができました。
わが絵手紙教室で先生が紹介してくださったのは
5月だったか、6月だったのか・・・
市の図書館のお蔭で、
私も漸く手にすることができました。
最初は読むだけと思っていましたが、
お教室の先輩に倣い
私も書き写してみたくなりました。
同じことを何度も何度も繰り返す
何回言っても理解できない
夕方になると家に帰ると言って家を出掛けていく
急に怒り出す
毎日がイライラ、かっかして、
優しくなんかしていられない
苛立ちをぶつけたあと悔んだり・・・
日々ご自分との葛藤だったことでしょう~
我が家のバアチャンも、
大きな荷物を背負ってプチ家出をしたっけね
慌てて追いかけた暑かったあの日
事故にあわないか、暑さに倒れないかと
心配で追いかけたけど拒否されたよ
休日出勤中の夫にSOS
軽トラックで一回りしてご帰宅
荷物の中には帽子が4つも5つも、
ジイチャンの下着までくるんであったのには笑ったわ~
壊れたレコードのように同じことを何回も何回も
さっき聞いた・・・とも言えず・・・
耳栓したかったよね
菓子の包み紙をトイレに流したり
炬燵の布団の下に食べ物をかくしたり・・
自分の食べ物を確保したかったのかなぁ~
全ページは写せなかったけど
巻紙を折って綴じてみました(写真右)。
現在、90過ぎのお母さんを介護している
絵手紙仲間のともちゃんに
プレゼントすることにします。
NHK番組収録のポスターを見て
「行ってみたいなあ~」
先日のともちゃんの一言が
妙に耳に残っています。